ジャンボタニシの防除方法
九州沖縄農業研究センター 水田作研究部 機械化研究室

対策法 コ  メ   ン  ト  
農薬施用 石灰窒素、キタジンPなどが有名です。全面散布または水たまり部分へのスポット散布を行います。降雨時に河川へ流出しないよう注意します。
浅水・落水管理 水深が0〜2cmに保つか完全に落水するとジャンボタニシの食害は少なくなります。降雨時に水深が上昇しないよう注意し、移植後2週間行うと有効です。排水の悪い圃場では溝きりで排水を促進することも有効です。
機械的防除 ロータリー耕うん時できるだけ貝の数を減らしておきます。硬い土壌を一度に砕土するのが効果的です。詳しくはここへ。
天敵 鯉、鮒、アヒル、サギ、スッポン、蛍の幼虫等が報告されています。
誘因・忌避物質 現在研究され一部市販されています。
手取り 田植え前に早めに水を入れ、数日待って15mm以上の大きさの貝を地域で一斉に捕ると効果的でしょう。また、収穫前の最後の落水前に大きな貝を圃場から減らしておくことは次年度に効果があります。(水口などからの貝侵入注意)
侵入防止 代かき水の導入も含め田植え後2週間は貝の侵入に注意してください。網を張り水口からの貝の流入を防ぐ場合、ゴミが詰まるため大きな袋状に設置すれば良いでしょう。また、水尻からの侵入を防ぐために「返し」をつけ、畦畔を高くしておくと良いでしょう。
確実な方法 成苗移植の苗を食することはほとんどできません。乾田直播は播種後1月ほど水を入れませんので稲の被害はありません。大豆などに転換すると次年度までに貝はほとんど死んでしまいます(入水時注意)。
その他 タニシの卵を水中へ落とします。産んでから数日の内に水中に落とすと、卵は死亡します。
※地域間差もありますので詳細については各防除所・普及センターへ問い合わせ下さい。


問い合わせは ktaka@affrc.go.jp まで

(参考:スクミリンゴガイその生態、宮原義雄、1987)
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